雇用者側が考えるべきこと

どんな仕事でも、入社して間もないころは研修期間というものが設けられます。
表だって研修、という形式でなくとも仕事を覚えるまでの何か月間かは正式な給料よりも少ない対価で仕事をします。接客業などでは、名札に研修中と書かれていることも少なくありません。しかし、研修中、と記載されている方が利用する私としては少し多めにみる気持ちが出るので助かります。

しかし、逆に看護師さんなどが研修中と名札に記載されていると不安になります。注射などは研修中の看護師さんよりも慣れたベテランの看護師さんにしてほしいと思うからです。
また、私の腕は注射しにくいようでベテランの看護師さんでも失敗されることがあります。
私は大きな大学病院などへかかったことがないので、新人の看護師さんにお目にかかったことはありません。大きな総合病院への就職が多いようなのですが、病院によっては研修制度がしっかりとしていないところもあるようです。
見て覚えることのできる仕事であればそれでもいいかもしれませんが、病院などの場合、実地研修を踏んでいるからと言って、なんでも見てやっていくのはとても危険だし、大きな失敗をしかねません。

この研修制度がしっかりしているかどうかで、辞めていく新人看護師の人数がかなり違ってくるようです。仕事を覚えていかなくてはいけない新人看護師も研修がしっかりしていないと不安なのだと感じました。看護師不足、を抱える病院にとっていかに新人看護師を辞めさせずに教育していくかというのは大きな課題なのだと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です