学校を卒業して就職するわけですが、定年まで、もしくは結婚して専業主婦として家庭に入るまでの間、転職をせずに勤め上げようと考えている人はあまり多くはいないようです。
しかし就職難の時代です。苦労して何社も面接を受けてやっと採用をもらい仕事に就いている人も少ないと思います。
それでも、将来的なことに対して不安を感じ、転職を考える人がいるということです。将来的な不安と言ってもその内容は様々です。
一番、つらいのではないかと感じるのは入社した企業がいわゆるブラック企業に近いものだった場合です。
残業代が出ない、勤務時間が異様に長い、仕事に対しての対価が安すぎるなどのことです。入社した会社がこんな環境だった場合、ほとんどの人が転職を考えるかもしれません。
しかし、ブラック企業と言われている会社でも、社員はたくさん残っていて会社は存続されています。会社勤めの人がいかに、転職に対して不安があるかということが良くわかります。
こういったケースでは女性も男性も転職を考えると思います。しかし、女性だけが転職を考えるケースもあるのです。
独身の時にはまったく想像もしていなかった考えが結婚して子供について考えた時に出てきます。こういった時期に差し掛かった女性の仕事に対しての価値観は今までとは全く違ったものになっているかもしれません。
特に女性が多い看護師の仕事は、結婚して仕事を辞めるとなかなか復職しない人もいるようです。やはり夜勤のある交代制となると、家庭との両立が難しいと考える人が多いのではないでしょうか。